2007-11-14

イタリアサッカーラツィオサポーター死亡事件について

スポーツナビ|サポーター死亡、イタリア各地でも衝突

イタリアサッカー界では暴動や殺傷事件が多発している。

少なくとも、イングランドスペインよりも衝突の数が多いことは確かだ。

これに関しては、二つの意見があるようだ。

まず、この事件の原因をサッカーサポーターに求める意見

暴れるような奴らがいるから暴動が起きるのだ、そういう奴らを徹底的に規制するべきだ、という主張である。

もう一つは、サッカーではなく社会が悪いのだという意見

日々の生活で溜まった不満が、サッカーというきっかけによって噴出しているのだ、

サッカーの試合を中止するより先に、政府がもっと努力すべきじゃないか、という主張である。

サポーター死亡事件。ブッフォン「カルチョとは直接関係のない出来事だ」  livedoor スポーツ

この構図、何かに似ていると思わないだろうか。

私は、殺人事件が起こるたびに槍玉に挙げられる漫画アニメのことを思い出した。

一般人は、オタクが悪いのだとして、漫画アニメ規制しようとする。

オタクたちは、社会犯人が悪いのだとして、漫画アニメを守ろうとする。

たしかに日本イタリアほど治安が悪くない。

オタクが暴動を起こしたという話も聞いたことがない。

しかし、同人即売会規制などのニュースは聞こえてくるだろう。

そのとき我々はどう動くべきか。

いまのうちから考えていても損はないのではないか。

遠いイタリアの事件は決して他人事ではない。

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