久しぶりに心掻き乱される感覚になってるので書いてみる。
1997年の夏、自分は16歳の高校生で、初めての彼女ができた。
その彼女とは2000年に別れて、その後は年に1,2回連絡こそ取っていたけど、会っていない。
別れてから7年ぶりに「久しぶりに会ってみようか」という話になった。
ド田舎の16歳の高校生同士だった自分と彼女は、今では26歳になって、東京で働くサラリーマンとOL。
タイムスリップした感覚になった。とても信じられない。
田舎から離れて、お互い、見知らぬ土地を転々とした。
共通の友達は、どこにいったかわからなくなった。
俺が好きだった彼女の家の犬は、死んだらしい。
彼女が知っている俺のおばあちゃんも死んだ。
「今日打ち上げられるNASAの探査機は、7年かけて土星に行くんだ。その頃に俺たち何してるかな。」
毎日、山手線でぎゅうぎゅうに詰め込まれています。
深夜に一人帰って、ニコニコ動画を見ています。
好きだった作曲も時間がないのでやめました。
もうあんなに走れなくなりました。
自転車にも乗らなくなりました。
GLAYも聞かなくなりました。
あんなに笑うこともなくなりました、泣くこともなくなりました。
後悔とかじゃない。
あの時に思い描いた未来に今いるかと思うと、いままで体験したことのない複雑な感覚になった。
そういえば北野武の映画で、KIDS RETURNってあったな
なんだっけ。まだ始まってねーよ、だっけ。
http://anond.hatelabo.jp/20071021040401 それを 俺はまだ本気出してないんだ病 といいます