2007-08-14

事前にシステムに加入したユーザが、お財布ケータイ街角にある読み取り機にかざすと、登録されてるアドレスメールが届いて情報が得られる、というシステムを持ってる某大手会社があるんだが。

そこと組んでうちがWebサイト側作ってちょっとしたゲーム系のキャンペーンやってる。

だが何だと思うくらい稼働率が悪い。

それなりに盛況、といったって1日のキャンペーン参加者3桁は超えないレベルだろうに、うちのサポートに来た分だけでも2桁に届きそうな勢いで「読み取り機にかざしてもメールが届かない」クレームが来る。

なんで、スケジュールに押されたせいもありほとんど数日でやっつけで作ったうちのWebサイトは全く不具合出てないのに、大金かけて開発しただろう巨大システムがそんなに不具合出るんだ。

しかも、お財布ケータイとかハイテクが絡んでるせいで大規模なだけで、やってることはICチップと紐付けられたアドレスメールを出す、だけの超単純動作だろうに。

というかそもそもユーザビリティが酷すぐる。

システムに登録してないユーザが読み取り機にお財布ケータイをかざすと、システムへの登録モードになり、何度か空メールを打ったりのやり取りの後やっとシステムに登録できるのだが、肝腎のキャンペーンに参加するための情報メールは、システム登録が終わった後再度読み取り機にかざさないと送られてこない。

んなもん、登録と同時に、ユーザが最初にかざして欲しいと思ってた情報メールも併せて送るくらい、どんなやり方ででも作りこめるだろうに。

訳が判らん。

これも散々「登録したのにメールが来ない」とクレームが来て、サイト上にFAQとして「登録後もう一度かざさないとメール来ませんよ」と書き加えたら、今度は先に書いた稼働率の低さで「もういっぺんかざしてもメール来ない」のクレーム

どないやねん。

何か元々、広告媒体として開発したシステムなのだけど、広告としての実績が低いため、成功事例を作るために自分達で企画したキャンペーンで利用したということらしいのだけど。

いや実績を作るとか云々の前に、もっと考える事があるんじゃないか…という感じだった。

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