はてなキーワード: 筋肉経済学とは
これは「補助があれば人々は働かなくてもいいやと考えるようになり、労働意欲がなくなるのではないかと危惧している」という理解でよいでしょうか。
補助の額が賃金を上回った場合、その程度の賃金しか払えない(払わない)企業が存在すること自体が社会悪ではないかということ。
例えば、現在でも農家とか服飾縫製とか、研修名目で来日した外国人にろくな賃金も払わずこき使ってる場合がある。
俺は、従業員にちゃんと賃金を払えないような企業は存在価値が無いので潰れてしまえと思うんだが、農業なんかは特に、こうでもしなければやっていけませんなんて泣き言が付いて来るわけだ(零細だから目こぼされてる分もあるんだろうが、本当にクソだと思う)。
俺は大手機械製造業に勤めているが、苦しいなりにそれなりに給料が出てる方だと思う。大手だから違法労働とかの監視が厳しいし。
賃金足りない分は政府が出しますよってやっちゃうと、賃金をろくに払えないようなクソが残って真面目に払おうとする企業ばかりが辛くなるんじゃなかろうか。
賃金をきちんと払ってる企業は法人税とか従業員の所得税社会保障費負担とか色々優遇します。足りない分は賃金を払わないクソ企業から取りますってやってくれると平等だと思うんだけどね。でも結局中小零細を潰す気かって話になるんだろう。
追記:こう書くと一見マッチョ主義、筋肉経済学のように思えるかもしれないけど、企業の存在意義の一つに、社会正義の実現ってのがあると思うんだ。
世の中にはできない人間がいて、そういう人間に成長しろって叱咤してもやっぱり伸び代はそんなに無い。
でも、企業ならば万人に1人という才能に数千数万の人間を率いてもらうことで、個人の能力の万倍億倍の価値を生み出すことができるわけ。
だからこそ、きちんと稼げない企業は存在しちゃいけないと思うんだけど、どうかな。