はてなキーワード: 水着のサイズとは
デブである。
そこらのOLが「いや~ん、太っちゃった~」というレベルの生易しいものではない。
医者に「やせないとまずいよねえ……」といわれるほどのデブだ。
一念発起して、運動をすることにした。
幸い、会社の福利厚生でフィットネスクラブの補助が出るため、金銭面は安心だ。
クラブに通う時間も捻出できそうだし、そう遠くないところによさげなクラブがあった。
あとはウェアを用意して通うだけ。
メインにしようと思っていたスイミングに死角があった。
胸もそこそこでかいが、腹も尻もでかいのだ。
既製品では入るものがないのかもしれない。
セミオーダーのショップを見つけて、ためしに注文してみようとして、愕然とした。
注文できる範囲に自分のサイズがないのである。特注からも見放されているのか。
世間一般のふくよかなおばちゃんたちは、どこで水着を見つけてくるのだろう。
ぎぶみーみずぎ。しくしく。
それは店員のミスでもある。
中途半端に腹が空いたデザインを水中でなく(水中だと伸びるから締め付け感もへる)
店内で来たら、ほどほどに肉付きの良い体型の人なら大抵見苦しくなってしまうと思う。
そもそも水着のサイズ選びは下着のサイズ選びと同様難しい。
水中のことを見越して、小さめサイズで見積もる店員もいるだろうし、それがいきすぎれば当然肉もはみ出ますよ。
まあ、そういう不測の事態が起こりうる場に彼氏を連れて行ったのは彼女のミスかもしれないが…。ちょっと同情。
明るい日差しの下で全身のプロポーションと身体のラインが解ってしまうのが、水着。
ほとんどの女は、美しい素材を美しいアングルでプロが撮影(+ちょっと加工)したグラビアには、生まれ変わっても太刀打ちできない。
年を重ねるごとに、それを自覚する人の数は増えていくはず。ゆえに一定以上の自信がないと着られないかと。
元増田のときみたいに、がっかりされるのも怖いしさ。