はてなキーワード: 上総とは
http://anond.hatelabo.jp/20090307233645
『できるビジネスマンはなぜうんこを漏らすのか』の著者、増田です。
あの時スーパーで買ったスラックスは片方は大きく、もう片方は小さいため、ああいった緊急時じゃなければわざわざ履かないような代物だった。
でももうなんかめんどくさくなったので、証拠湮滅するでもなく押し入れにしまっといたのだが、嫁がフリマに出店するというので、他の物に紛れ込ませてそいつらも出品する事にした。
こんなクソな物は50円で十分だ。
という事で値札を付けると、開始から30分くらいで売れた。
サイズの大きい方、あの日の午後実際に履いていた方である。
50過ぎの夫婦が色々悩んだ挙句、50円ならいいか的な感じで購入に至った。
その間俺は購入を勧めるでもなく黙って様子を見ていた。
だって売りになるような事も無いし、本音を言えば「本当に買うの!?」という心境だったわけで、下手に口を開いたら買う気を削いでしまうかもしれない。
俺は満面の笑みで「ありがとうございました!」と挨拶し、お客さんを見送った。
売れたよ・・・、フリマ何でもありだな。
12時くらいには目ぼしいものは大体売れてしまったので、もう店じまいしちまうかぁって事になったのだが、何とここに来てもう一本のスラックスを手に取るお客さんが現れた。
50前後の女性で細身で丈の長いスラックスをあてがうのはご主人では無かろう。
息子さんか、就職したての。
「すいません、これいただきます」
おお、売れた「ありがとうございます、50円です」
しかし100円を渡されたのだが、お釣の50円が底をついてしまっていた。
自分達の財布にも50円が無い。
「すいません、お釣が無くて・・・」
「あらぁ、そうなの?細かいの・・・3円しか無いんだけど」
「あ、じゃあ3円でいいです」
「いいの!?」
という事で売上総額22,113円(内俺の売上163円)。
今回の話は『ワンランク上のビジネスマンは証拠品を湮滅すると同時に小銭を稼ぐ事ができるー!』と野見さんがタイトルコールしてくれると思います。
少年サンデーの部数が落ち続けている。アニメの人気もさえない。出版不況の影響もあるだろうが、マガジンとの差も大きい。理由はいろいろあるだろうけれど。その一つには、小学館の著作権に対するスタンスがあると思う。率直に言えばパロディ禁止であるということだ。小学館の摘発は一罰百戒を思わせる唐突なものが多い。小学館のパロディは同人ではディズニー、任天堂、コナミに並ぶタブーだ。
もちろん、これは企業ブランドの保護という点では正しいのだが。トータルに見てみると、実はマイナスの部分の方が大きいのではないかと思う。多くの漫画家は供給者でもあり需要者だ。さほどは大きくは無いが資金還流があり、経済圏が存在するのだ。アニパロ同人をやってる作家はもちろん、アシスタントまで含めれば人材供給の裾野であるはずだ。将来の看板作家となる可能性もある。
イタリアやブラジルのサッカーやアメリカ大リーグも、華やかな頂点のプレイヤーと同時に無数のプレイヤーがいる。日本人の絵のアベレージは世界的には、相当高いはずだ。日本のマンガのアベレージを支えているものとして、同人は無視できないと考えている。余談だが、ポップミュージックのアベレージが低いのは、著作権が強力すぎるからなのではないかとも考えている。
小学館と同様に、コナミ関係のエロパロもタブーだ。が、その結果どうなったか?ときめきメモリアル2、3ともに不発となった。コナミの自社によるキャラクター商品の展開は完全に行き詰っている。萌え系については、おそらく何をやっても無駄だろう。
確かに、コピーの海賊版や単価や売上総額が高い商品の同人活動には、問題はあるとは思う。しかし、同人誌や自作CGの取り締まったところで、得られるものは皆無だろう。