2021-05-03

雑誌一つで何かが変わる人、変わらない人

クロワッサンって雑誌は読んだ事は多分ない(母親が読んでたのを読んだ事はあるかもしれない)が、雑誌一つで生活が変わる人ってのはある程度素養がある人だと思うんだよ。

家事を大雑把に分けなら料理、洗濯、掃除の3つ三分野だと思うんだが、このうちどれか一つでも「それなりにはできる」っていう自負がある人は素養がある。

一分野だけでもきちんとできるという自負がある人は、それを突破口にして他の分野にも手を出していける。

でもね、所謂弱者男性(性別はあまり関係ないけど)って呼ばれる様な状況に陥る人は、全部できないって人が多いと思うんだよな。

そもそも生きる事で精一杯で身の回りのことに気を使う余裕が全くないって人も少なくない。

そりゃ生活を改善するきっかけになる様な情報は有益だと思うよ。

だけど、それどころじゃない人にそれを伝えても活かせない。

例えるなら、転んでうずくまってる人に「ここに手を伸ばすととっかかりがありますよ」と上手な体の起こし方を教えてあげるのは、すごく有意義な事だと思う。

でも社会の落とし穴ってストンと落ちる様なやつじゃなくて、底なし沼とか流砂とかみたいに気づいたら嵌ってるものだと思うんだ。

底なし沼に嵌って必死こいて地面にしがみついてる人に、上手な体の起こし方を伝えてもあんまり意味がない。

手を離したら沈んじゃうからね。

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