2021-04-10

危うく個人勢Vtuberの嘘をバラしかけた話

そしてVって嘘つくんだな…とちょっとショックだった


ことの発端は女友達とラインで会話していた時だ。この子の彼氏が作曲家なのだが、とあるVのオリジナル曲の作曲を手掛けた、だからよかったら宣伝してほしいとのことだった。

しがない一般人の自分に拡散効果があると思えなかったが、別にTwitterで曲を呟くくらいならいいだろうと快諾した。

そのVはまだ始めたばかりの子で、殆どの人が知らなそうだった。自分は企業勢ばかりだがVをよく見ていたため、Vに好印象を持っていた自分は頑張れよ〜とまあ風が吹けば飛ぶような軽い応援の気持ちでその曲のYouTubeのURLを呟いた。

「友達の彼氏が作った曲です」こんな文を添えたと思う。

さて、呟いた後に自分はその曲を聴きにYouTubeへ飛んだ。が、不思議なことが起きる。

概要欄の作曲者に彼女の彼氏の名前がない。じゃあ誰の名前があるのか?というとその個人Vの名前である。私が作った初めての曲、聴いてください!みたいな文も書いてある。

あれ?曲が間違ってるのか?と思い友達に確認する。すると、その友達から予想外の言葉が返ってきた。

「名義隠してくれって言われてたらしいけど彼氏の曲だよ〜」

先に言え!!お前の彼氏の曲って呟いちゃっただろ!!

そのVに自分の呟きがエゴサされてしまったら、友達の彼氏が預かり知らぬところで、守秘義務を破ったみたいに見えてしまう。彼氏が可哀想すぎる。顔も知らないし喋ったこともねーけど!

慌てて呟きを消し、「良い曲です」みたいな無難な文に変えて再投稿する。

一連の流れは数十分以内なのでおそらく発見されてないだろう。

このVのついた嘘は自分を少し感情的にさせた。Twitterを見るに、ちゃんと楽器も嗜んでいるらしい。なのに、作曲は他の人なのに自分が作ったと嘘をつく。別に他の人が作った曲だとしても、恐らく誰も気にしないだろうに。

自分が作ったと言った方が箔がつくからなのだろうか……。

その彼氏はすでに2、3曲そのVに提供していたらしい。きっとそれらも自分の曲と偽って発表しているのだろう。

この出来事からはもう数ヶ月経つが、今でもTwitterを覗くと、そのVは音楽つよつよVとして続けているようだ。チャンネル登録者数は有名Vに遠く及ばないが……継続しいるだけでも凄いのかもしれない。

が、自分はちょっと個人勢Vにマイナスなイメージがついた。

企業勢も同じかもしれないが、彼らはまだ企業がバックについている分、自分が作った曲だと嘯く…なんて迂闊であまり意味のない嘘はつかない、そう思うのだ。

  • 曲は知らんけど、ダンスは別人が踊ってたり、別な人がゲームの操作してたりとか平気でやる業界だから リアルタイムアニメという側面もあるから、歌だけ別人とかやらないだけ良心的...

  • 佐村河内やん

  • Saint-Exupery 自作曲です(そういう契約で買い上げました)って割と普通じゃね。作曲家のクレジットを出さない代わりに曲提供する事も珍しくないし。 でも彼氏作です^^c って大...

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