2010-10-10

日本の教師は学生に議論をさせないのが問題だよね

とは言っても、「俺の講義は黙って聞け」っていうスタンスなら問題ない。

問題は、表向き「議論しなさい、質問しなさい、それが講義に参加するという事です」って言うスタンスの人。

日本学生は、その方面は極めて不得手だ。

未熟者の集団にいきなり「やってみろ」と言うのは、指導者に相当のスキルが無ければ成り立たないスタイルだ。

ところが、じゃあ日本教諭にそういうスキルが高いレベルであるかというと、そうとも言えない。

ちょっと生徒たちが熱を入れ始めると、とたんに制御しきれなくなって

結局、生徒に対して「時間内で完結する予定調和を演じなさい」とか「ちょっと活気のあるオーディエンスになりなさい」

ということを要求せざるをえなくなる。

しかもキッパリそう言うのではなく、「空気読めよ」的なスキームに頼った形になる。

 

表題のような事は20年前から言われている。

それが未だに問題で有り続ける理由は、上記のような事だと思うようになった。

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