最近、中国人と仕事をする機会があって、文化の違いというかいろいろ見つけたことがあるので増田に書いてみる。
とにかく手を動かすことについては早い。割とボリュームのある(日本人の目で見て5人チーム1週間程度)仕様変更も、1日とか2日でリリースしてくる。
ここで注意したいのは、彼らはリリースしてくると言うところ。何度も目を疑ったのだけど、デバッグということをしてこない。
エンバグも日常的に起こる。デバグAを済ませたらエンバグして、そのバグを直したらバグAが再び出てくるというような。もちろん、バグ報告したあと直してくる速度もめちゃくちゃ速い。
しかし、手を動かしてくれないときは、とことん動かしてくれない。何度指示をしても「わかりました」という返事をきいても、指示がきちんと反映してくれない。この差はなんなんだ。
お金儲けに関しては天才的。常にいろいろなビジネス展開を考えていて、話をしてみるとあらゆるビジネスというか、商売のネタを披露してくれる。よくそこまで考えられるなーって思う。
彼らの特徴としては、確実に儲ける方法が好きというところ。リスクを取りたがらない。たとえば、売れるかどうかわからないけど、売れるとぼろもうけする物と、すでに売れている物の模倣をすることだったら、迷わず模倣を選ぶ。確実に儲かるから。
ビジネスに対する考え方は至ってシンプル。なので、いらなくなった人は問答無用で切られる。本当にあっさりしてて、さっきまで隣で談笑してた人が数時間後に解雇されてたなんて事もザラにある。
仕事をしていてリソースが不足してきたとき、日本だと現状で解決できないかを考え、その結果として効率化といった手法をとることがある。しかし彼らは「人を増やせばいい」の一択。中国にある本社の社員数は、半年で4倍になったという。
ただし、首切りは頻繁に行われるので、人の入れ替えはあり得ないほど激しい。誰でもできる仕事は、かわりはいくらでもいるということだ。
食べながら話をするというのも、ごく普通にありふれた風景。ランチミーティングなどになったら、クチャラーのオンパレードであの音が嫌いな人はたぶん卒倒するかも。1ヶ月もすれば慣れるけど。
もっとあるかなと思ったけど、まとめたらこんな感じになってしまった。
本当は詳しくいろいろ書きたいのだけど、所属などがばれてしまうといろいろ面倒なので今回はこの辺で。