2010-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20100723220148

そも何故親が云々が出てくるんだろう、それが不思議でならん。みんな若くて実家住まいだったから?家に帰ったら親が生活しているような環境性的な事柄に近づくなんて自分は無理だったから、ようわからん

あと別に手術後に痛くて目が覚めたりなんかしなかったから、読んでてむしろほんとかよって思った。なんとも言えない喪失感と倦怠感があったことしか覚えてない。あと半日入院だったからお昼が出たんだけど、さっぱり味がしなくてまずかったことと。体の苦痛のことなんてさっぱり忘れた。

喪失感て別に子どもに対してじゃなくて、思わぬ重荷をいきなり背負わされて逃げられてその相手に対して責任を取らせるすべもないことに対してだとか、それで台無しになってしまったその夏の自分とか、そういうものへの喪失感。相手のことは生涯許さない。そいつになる運命であった受精卵こそぷちって潰したい。お前の遺伝子はこの世界に必要ない。鎮静剤で意識を失う前に顔にタオルかけられた状態で涙があふれて顔の端に流れていって、それが見えてのことなのかわからないけど、看護婦さんが手を握っていてくれたのを覚えている。

そんなわけで、子どもに対して世の皆様が期待するほどは何にも思わなかったなーってとこに対してだけは共感持てるんだけど、あとは全然共感できなかったし。私は母になる資格が生涯自分にはないなんて別に思ってないし。共感しなくてもいいか。こんな経験は個人個人で抱えていればいい。共感を得ようが得られまいが、当人にとってのこの経験の重みだけが等価値だ。

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