というタイトルの連載/本があるんだけど
http://www.amazon.co.jp/dp/4806136042/
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s01300.jsp?p=028
これを見ると別の意味で泣けてくる。
日本の「技術」って、たぶん今でも本質的にこの世界観のまま来ちゃってるんだよね。
「技能」と「職人」の世界。エンジニアというよりテクニシャン。
技術一筋、他のことはわからねえ!の世界。それが美とされる世界。
誰か(欧米諸国)が既に達成したゴールを目指して追いつけ追い越せしてるうちはいいけども、
ゴール自体を自ら設定しなければならなくなった途端に右往左往して何もできなくなり、
的外れな方向に進んでみては大失敗を繰り返すだけとなる。
日本の凋落を体現したようなこの漫画を、シブい!カッコいい!と喜んで受け入れる人間が山ほどいる現状を思うと涙を禁じえない。
職人(開発兼営業)と顧客が一対一でも成立するビジネスなら、これから先でも職人は存在していけると思う。 自動化による供給拡大と人件費削減に対するアンチテーゼとして存在し続け...