2010-07-04

本当に困ったときは

本当に困ったときは、奪ってもいいんじゃないか、と思う。

だって、本当に困っているんだから。それ以上の理由は要らない、と思う。

もちろん、他人は納得しない。

それは、他人の自由や権利財産侵害することになる。

けれど、そんなことは、余裕のあるときにじっくり考えればよい、と思う。

余裕のないときは、そんなこと考える余裕はない。だから、しょうがない。

奪って、余裕ができれば、考える余裕もできる。

そのときに、後悔したり、罪の意識に苛まれたりすればいい、と思う。

ちゃんと社会的制度化されているから、安心してできる。

そのときに、ああ、あんなことしなければよかった、と思うかもしれない。

けれど、そのような感情は、余裕のあるときの贅沢品のようなものだ、と思う。

文学の題材になりそうな、かなりの贅沢品だ、と思う。

そのような感情は、言ってみれば、自分探しのようなものだ、と思う。

なによりもまず、生きていくためには必要なものがある。

罪の意識とか、甘いことを言っている暇はない、と思う。

もっと大人にならなきゃいけない。

奪ったりするのは罪だ。相手の人生自分人生も悲惨にする、と思う。

けれど、そのような想像力とか期待とかいったものは、余裕のあるときに持てばいい、と思う。

もっとシンプルに考えていかなきゃならない。

とりあえず、目の前にある問題に、どう対処するか、ということだけが重要だ。

それ以外のことは、重要ではないし、存在しない。優先順位をはっきりさせるのが大事だ。

けれど、実際に相手を目の前にしたら、躊躇するのではないか、と思う。

自信過剰に陥っているんじゃないか、と思う。

躊躇するのが、人間というものなんじゃないか、と思う。

これは、目的を阻害する要因になる。完全なコントロールはおそらく不可能だ。

だから、よくシミュレーションして、迅速に行動できるようにする必要がある、と思う。

たぶん、一回やると慣れる。場数を踏むのが大事だ、と思う。

モードをうまく切り替えられるようになる必要がある。

好きで困った状態になるやつはいない。

だから、ちゃんと共感して、困っている他人と協力して、よく助け合うべきだ、と思う。

理屈から言うとそうなる、と思う。

けど、むりだ。そんな余裕はない。

他人を助けるのは、余裕のあるひとが、趣味でやればいい、と思う。

余裕のない人は、まず自分を助けるべきだ。だからまず、余裕をつくるべきだ、と思う。

あまり将来のことはよくわからない。不確実だ。

だから、まず短期の確実な利益に目を向けるべきだ。それで余裕をつくる。

そのあとのことは、そのときに考えればいい、と思う。

人生はそのようなものだ、と思う。

だから、それが合理的だと思う。

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