2010-06-30

日本民族遺伝子浄化を夢見る「主権回復を目指す会」が「ドブスを守る会」を擁護するのは極めて自然

ドブスを守る会」に対して「主権回復を目指す会」が擁護していることが話題になっているが、

よく考えると、ごく自然なことじゃないか?

主権回復を目指す会」というのは、思想志向としてはネトウヨ民族浄化主義であり、

民族浄化」のメニューとしては「劣性種の排除」を含めている。

ずばり言ってしまえば、「主権回復を目指す会」はナチ同様に優性思想の傾向があり、

日本から障害者を根絶したい」というホンネを隠し持っている。

聞くところによれば、「ドブスを守る会」は障害者揶揄した『作品』(かぎかっこ付)も

手掛けたようだが、障害者根絶を切望している「主権回復を目指す会」にとってみれば

「よくぞ成し遂げてくれた!」とでも思っているのでは?

で、「障害者」の拡大解釈として、「ドブス=ルックスが不自由、障害」と思っているのであれば、

ドブスの揶揄というのは広い意味でも障害者排斥行動であるので、彼らにとっては当然の帰結となる。

別の言い方をすれば、「民族浄化のためには、ドブスの遺伝子日本民族に残したくない、

100年後の日本民族はドブスの社会淘汰の結果美男美女ばかり」という社会

主権回復を目指す会」は夢見ているのだろう。

念のため付言しておくが、自分は「ドブスを守る会」も「主権回復を目指す会」も、

いずれも全く支持しない。

どちらも「トンデモ」であると思っているが、よくよく考えてみると、トンデモの根っこが

共通していることに気付いたのである。

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