■えとですね。

http://anond.hatelabo.jp/20100622175505

どもども。

とはいえ、避妊するかしないかで格段に確率は変わるわけですから、まずはそこを選択しなければならないのです。

「そこを選択」しないで、確率を限りなく下げているのに授かっちゃったら産んじゃおう（もしくは予定通り始末しちゃおう）。で、いいんじゃないですか？って話です。あんまり、適当かついい加減な選択の仕方でびっくりしましたか？

私は当事者じゃないもので『自分の母親が家庭を顧みず』のくだりを読んで、それでも、ちゃんと子供は育つんだなあと、そんなところに感心してたり。

私の母親はやることなすこと適当で、父親に怒鳴られて、ストレス溜まって、私を叩くって奴でした。私は早く子供を産みたいと思ってました。できれば１５歳くらいのときに欲しいと思ってました（作り方知りませんでしたから）。

可愛がって可愛がって育てるつもりが、産んでみたら、母親そっくりのことをしてました。娘が私そっくりに怒りだして、初めて気がついて。一生懸命軌道修正しました。

役に立った本が「子どもの能力の見つけ方伸ばし方」。「思いやり」と「好奇心」を育てましょう。って書いてあって。好奇心は旺盛だったからわかりますが、思いやりって？　何？　どうやって食べるの？　それ。ってなノリで。誰もそんなもん、私にくれなかったけどなあとふてくされて泣いてたら、四歳の自分の子供がくれました。「いい子いい子」だって。

いや、それ、私の役目だから。覚えるから、それ。

育児書をひもとき、児童心理学を学び、もちろん、近所のおばあちゃんや、お母さんの知恵を借りまくり。

子供を育てて、一緒に自分を育てて、自分が欲しかったもの、全部、娘にあげたら、よそから、あげたものが返ってきました。

夫も最初は４カ月の赤ん坊が泣いたら叩くような理不尽野郎でしたが、ちゃんと「思いやり」を学習しました。

お金はかかったけど、それ以上に、豊かな何かが手に入りました。「何か」はたぶん、一人一人違うものだと思うんで「何か」としか言えなくてすみません。

Permalink | 記事への反応(1) | 19:34

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