しかし、俺たちは感謝が全くないときにでもそれをひねりだなければならないのか。
全く感謝など感じていないときに、形式的にうわべだけで感謝することは、社交の潤滑油としてはともかく、真の感謝にとっては害悪なんじゃないか。
・言葉遣いというものが、暗示的にまたは明示的に人に作用することは知っている。その点で感謝の言葉を述べることはポジティブな影響を自他に与えうる。
・俺は自分の感覚・感情を偽ること、自己欺瞞をおそれる。欺瞞やごまかしはネガティブな影響を自他に与える。
・思ってもいないことを言うのを良しとしない。
・今はよくわからない感情や機微も、形式と言う土壌を与えることであとあと芽吹く可能性がある。体験的にもそう。
・形式的な振る舞いが中身を引き出すことがある。
・わからない、感じないからと言って形式上でも行為しないと、さらにそれをわかる可能性が減る。芽吹くはずのものも芽吹かない。
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・観察するところ、無理やりな感謝は必ずほかの何か大切なことを隠蔽、無視、軽視している。
後で考える。