いにおと空気人形で泣いて
自分に近すぎる話で釣るのってどうかと思うんだよ
って。君はなにを読んでるのさ
すごくすごく狭い所で話をしている自覚があって
それでも私は私と言えるほど自意識も抑えきれず
よりごのみしてるくせに友達欲しいとかって嘆いて
手垢の付いたやり方でも、ワイワイしたかったな
けどどうせ冷めて、青ざめて、青い顔して去るんだろうな
ただ、誰かと話をする権利が欲しくて『複製芸術時代』とか精読してるんです
「自覚のないやつは痛々しい」とか言って
自分を縛って苦しそうな目を向けて
わかってほしいとか言ってるだけ
死にたい、って軽薄に言えたら楽なのかね
軽はずみに発するには年を食いすぎたよ
まだ一つも成長してないのに
デリダとフーコーとバルトとプルーストとヴァレリーを読み切ったら
いつか誰かが僕を愛してくれるのでしょうか
やり方が間違ってるのに
だったら嫌な顔してないでサークルはいればいいのにね
ってことで明日、読書会に参加してくる
がんばろう
必要とされたい
愛されたいんだ