2010-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20100414132340

鳩山は最初からずーっと「最初からやり直しましょう」と言ってるわけで、要するに約20年後に旧案(2006年合意案)より良い物を出しますという意味だった。

なのに何故か野党に揚げ足取られて、本来であれば20年がかりでやれば良いはずなのに、旧案の期限までに間に合わせると言ってしまった与党(というか鳩山個人)の最大の失敗はここ。

そのつじつま合わせのために(鳩山以外の周辺が)のたうち回ってる状態なのが今。

鳩山脳内では、

  • 旧案を破棄して新案を最初から協議し直す。
    • 旧案と同じくらいの20年後には達成される。
  • 旧案を履行した後で新案の検討に入る。
    • 2014年以降になるので達成が最低でも8年遅れてしまう。

こういう発想で動いているものと思われる。


kurokuragawa 沖縄, 鳩山由紀夫 「本来であれば20年がかりでやれば良いはずなのに」宜野湾市民にあと20年我慢しろと言えるのか 2010/04/15

じゃあ他にどうしろと?

事の経緯からして、1996年頃に始まった日米(沖縄含む)の協議で、2014年の移設完了に向けておよそ2009年にようやく本格着手し始めた計画を全部白紙に戻したわけだから、また最初(1996年協議開始)からやり直すという事は誰だって分かりきっていたはず。沖縄県民もそれは当然のこととして受け入れていたはずだよ。だから移設は短く見積もっても約20年後になる。「よいこのふてんますごろく」にたとえるなら、あと1/5程度で「あがり」な所で「政権交代したので振り出しに戻る」のコマで止まった状態。そのコマに止まる事を望んだのは国民だという事を忘れちゃいけない。鳩山がずっと昔から県外移設に拘っていた(だが現実的な代替案は何も考えてなかった)のは有名な話。

現実的な選択肢としては、

この二つに絞られてる。

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