http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100408/213893/
中学1年の頃だったと思う。体育館に集められた生徒に向かって先生が問いかけた。
「数年に一度全国津々浦々転勤を繰り返し、毎日のように残業しながら、部下を持って出世していく総合職と、転勤を一度もすることなく、毎日5時に仕事が終わり、部下を持たずに自分に与えられた仕事をするだけの一般職がある。どっちになりたいんだ!?」
目を丸くしながら、総合職の素晴らしさについて切々と語る先生。
しかしながら、「辛く苦しい仕事を乗り切れば出世できるんだぞ?」という説明では生徒に出世欲を植え付けることはできなかった。
何度も手を挙げさせて確認したが、最後まで3割程度は空気を読まずに一般職を希望した。
そして時は流れ就職活動をするようになり、みんなオトナになったため空気を読み、ほとんどの学生は総合職を目指した。
いやあ子供って本当にいいもんですね。