国家を滅ぼしかねない、子供手当ての杜撰なルールが話題になっている。
紙ペラだけの証明書で、国外に1,000人の養子を作りさえすれば、年間1億~3億円の
不労所得が得られるというアレだ。
おそらく、さすがにここまでひどい抜け穴は多少解決された上での導入になるだろうが、
それでも必死に稼いでマジメに収めた血税を、貧困国の子供をダシにした姑息なビジネス
を企むヤクザ連中に渡すと思うと、今すぐにでも国外脱出したくなる。
自分がもっと若く、もっと英語力があれば海外で働くのに、と思うとヤリキレナイ川。
それでも日本にいたいと思うなら、この法案を何とかせにゃならん。
しかし、不思議なのは、学生による反対デモの類がまったく起こっていないことだ。
もちろん、ネット上では散々話題になって、多くの人が怒りのコメントを残して
いることは良く知っている。
何故、反対派はデモをしないのだろうか。
古臭い、やっても意味が無いと思っているのだろうか。
ネット上でいくら騒いだところで、この国の投票権の大多数を持ち、暇ゆえに投票率が高い、
すなわち実質的に国家のキャスティング・ボートを握っている高齢者層には、まったく届かない。
リテラシーの低い高齢者層にアピールするためには、もっともっと分かりやすい方法が必要だ。
街頭で大規模な反対デモをして、テレビや新聞に取材されることには、大きな意味がある。
今こそ、古臭い、ダサい、効率が悪い、どれだけの効果があるのかさっぱりわからない、