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ともかくも、「三国志」、「提督の決断Ⅰ」を好んだ父親でしたが、続編を買ってきたからやろうと言っても頑として首を縦に振りませんでした。
時々手を出すこともありましたが、またしばらくすると旧作を遊んでしまうのです。当然、私とは遊ぶゲームが異なり、対戦をすることもなくなりました。
父親は次第にゲーム自体をやらなくなりましたが、先日、また久々にゲームをやりたいとの相談がありました。
仕事が暇になったからゲームに興味を持ったのかなと思いきや、やりたいと言ってきたゲームは「提督の決断Ⅰ」でした。スーパーファミコンを引っ張り出してきたところ動作不良になっていたため、新しい本体を買って遊びたいとのこと。
スーファミを遊ぶ環境を再整備した今、しばしば提督の決断を遊んでいると聞きます。
時々言うには「またこんなゲーム出してくれるなら買うんだけどなぁ」。
いや、これ年寄りが繰り返し同じゲームばっかやってるだけじゃんってバカにしたもんでもなくて。
多分これと同じことが今、我々の目の前でも起こってる。