2010-04-02

白い紙への恐怖症

ttp://semiprivate.cool.ne.jp/blog/archives/001044.html

「真っ白な紙が怖い」という漫画家の嘆きをよく読んでいたが、確かに全くだと賛同する。

仕上げ段階というのは作業量的には一番面倒だけど、一番楽でもある。何すれば良いのか分かっているからだ。だが、毎月の事ではあるのだが、あらためて描き始めようとすると、どうやって書いたら良いのか分からなくなっていることに気がつく。やり方がわからないのに、やらなきゃいけないということだけは明白だったりする。・・・・趣味なのに、なあ。

経験則からすると、ここで必要なのは、自分自身にむけての自己暗示だ。それっぽく「描けるフリ」をして、ゴチャゴチャそれっぽく作業をやっていれば、なんとなく弾みがついて、なんとなく出来上がっているものなのだ。

だが、描き始める前は、書ける気がまるでしない。みぞおちが冷たくなるほど怖い。ついついネットサーフィンとかにふけってしまったり、こんな意味なしブログを書いて、現実逃避をしたりする。・・・マンガなんて趣味なのになあ。

たぶんこれは、就職活動に出られないニートの気分に近いのだろう。

対応策としては、なるべく軽い準備運動からだ。

僕の場合は、ひたすら紙に線を引くとか、A4の紙に自分の手をひたすらたくさん描くとか、やればできることを繰り返してみるのだが。

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