2010-03-23

取りあえず禁煙スタートして一ヶ月と2週間経ったわけだが・・・

その間に分かったこと、感じたことを書いてみる。

本気で禁煙しようと思ったのは風邪会社の全館禁煙令と増税タバコ会社の値上げニュース一遍に到来したためだった。

それまではやめようかなと心をよぎったことが無いわけでもなかったが、喫煙暦17年の中ですっぱりやめようと思ったのは恐らく初めてだろうと思う。

 

身内や、禁煙成功した同族やらから散々不健康だの金に換算したらだの副流煙がどうのだと言われてもなんとも思わなかったのが、上記4連発の理由が一機にきたのが効いたと思う。どれか一つなら「喫煙者にとってのいつもの試練」と受け流していたろうと思う。

 

まあ最も効いたのが、今回の増税の議論の中で「当初1000円にして国民健康増進を図る、といっていた論調が、最も喫煙者がやめにくい値段設定(400円くらい)にして総額はできるだけ増税の方向で」という喫煙者を舐めた方針にされたこと。

 

こういう反骨心を煽る要因には燃える

 

ということで2月の頭から禁煙を始め、特になんの禁煙グッズもつかわなずにいる。(強いていえば当初は風邪対策にのど飴を舐めていたが、風邪が治った時点でそれもやめた)

 

最初の一週間を風邪治療に当てたので入りはそれほど苦しくはなかった。

次の数週間も「風邪をきっかけにタバコを控えたが、そのまま禁煙を続けている」と自分に思い聞かせることでのりきった。

一番駄目なのは「禁煙! 絶対吸わない」と宣言した後に挫折することだろうと思っていたので(一度でも挫折経験を持つと、2回目の禁煙にも失敗する)、あくまで気軽な気持ちで進めることにした。身内にも「たばこ? こないだ風邪引いたときから吸ってないよ」とあくまで軽い受け答えをすることにした。自分を追い詰めるのがよく無い結果を導くのではないかなあと思ったからだ。

 

・まず最初の数日~一週間くらいは吸いたい気持ちを抑えるために頭が「タバコ」一色になると聞いたが、上記の状況のためそんなことはなかった。最後の一箱とライターだけは持ち歩いていて、結局その一箱は喉が痛いうちに吸いきった。(結果から行ってうまくいったが他の人には推奨はしない。せいぜいライターくらいにしておくべきだった)

 

・遠くで吸っているタバコににおいに敏感にはなった。確かにそうだが、いわゆる嫌煙者に比べてより敏感かというとそうでもなかった。あとだんだん他人のタバコの臭いが不快に感じることがおおくなった。

 

ごはんが旨くなって食が進むことはなかった。 

そんなことはなかった。逆に飲み会とかで口さびしくなって、ひたすら飲んでいることが多くなった。家飲みでも同じ。

仕事での時間の使い方は下手になったように思う

区切りの時間をとるタイミングがとりにくくなった。同じ作業を延々としたりとか、正直ネットで調べものなんかをすると、終わりなくやってしまう。逆に集中力が途切れにくくなったので長時間作業が苦痛ではなくなってきた。先にお尻が痛くなる。

 

一度だけ職場の机を整理していたら、買い置きしていたタバコが一箱丸まるでてきたことがあった。悩んだ末2本だけ吸って(禁煙開始後1ヶ月)みたが、お勧めはしない。

吸ったあとでこれはまずい(このまま持っていると禁煙は失敗する)と思って、残り18本いりの箱をそのままゴミ捨て場に捨てた。

 

幸い、職場環境禁煙を推奨する風潮があるので今のところ続いているしなんとかなりそうだ。

 

一つ忠告しておくと「禁煙している自分を美化しすぎない」こと。

もともと嫌煙派の人からみれば、禁煙成功した程度は"同じ土俵の立った"レベルでしかない。褒めたりしてくれるもの最初だけです。

 

今から禁煙する人の参考になれば。 

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん