2010-03-13

予約診療

1年半ぶりに体調が悪くなり、大事に飲んでいた頓服の薬が無くなったので、病院に診察を受けに行った。

前は予約するよう言われたので、「予約したいんですけど」と申し出たら「今月は予約枠はいっぱいなので、一般診療の日に来てください」ということだった。人気の病院だから混み合ってはいたが、1時間ほどの待ち時間で診察を受けられた。

で、次の受診日の話を看護師さんとしていたら「予約じゃなくて、一般の日に来てくださいね」と念を押された。それで予約したいなどと言われるのは迷惑なのだと気がついた。

病院を予約するってのは、特別なお得意さん患者ということなのだろうか?

私は病院の予約システムというのは「お医者さんが患者数を制限するためにすること」だと思っていた。外来患者が詰めかけて3時間待ちになろうとも、「待ちます」と言われれば、お医者さんは診療拒否するわけにはいかない。日によっては、ご飯も食べずに診察ってことになることもあるだろう。だから、時間に余裕をもって診察出来るように、15分ごとに3人とか、1時間ごとに6人とか、決めてしまい、それ以上は診なくても良いようにするシステムだと思っていたのだ。「今日は予約の無いかたは診ません」と大義名分をかざせば、よほどの急患でない限り帰るしかない。歯医者さんに行って予約だけして帰ってくるなどということは日常的にある。

予約システムというのは、実は患者のためにあるのか?

病院に行くのは半日から一日仕事で、病院行く日はほかのことが出来なくて当たり前という、私の感覚が変なのだろうか? ちょっと混み合う病院では、9時の予約で診察時間は11時とかざらにある。今行ってる病院もそうなので、運が良ければ予約するより一般で行ったほうが早く診てもらえることすらある(という話を病院側にすれば、おそらく患者さんを待たせないためのシステムとして予約を採用している相手方とケンカになることは目に見えているので、直接、病院側に話を持ち込めないでいる)。

なぜ、こんなことをくどくど書き込んでいるかというと、病状が思わしくなく、立て続けに通うことになりそうなのだが、また「じゃあ、予約してね」と言われたとき、「私は待ち時間が苦にならないので、一般で行きたいんですけど」と言ってもいいのか確認したいからだったりする。

予約システムがお医者さんのためのものなら、そのシステムにのらないというのは、たいそう迷惑なことであろうし。

予約システム患者のためのものなら、現状、デメリットしかない私は断ってもよさそうだ。

予約システムってのは、誰のためのものなのだろう?

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