2010-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20100310150512

むずかしいよね。

夫婦の仲は信頼に基づいた契約だからさ。

信頼は容易に崩れる。

ましてや、始める段階で既にそういう状態だと、信頼関係って築けない。

ゆるゆるの地盤の上で家を建てても、いつか確実に崩れる。

それでも一緒にいようとすると、話し合いで解決するしかない。

しかし、冷静に、ビジネスライクに話し合いが出来ないことが多いのが夫婦関係。

「あの件では、自分が譲ったのだから、この件では譲ってもらえないか?」

というのは、出来そうでいて、案外出来ない。

特にこういう問題では。

夫婦という関係性は、経営し維持していく必要があるだろう。

しかし、経営で維持しようとすると、夫婦間の愛が目減りしていくと感じる人は多いのではないか?

もちろん男性にもいるが、特に女性にはそういう人が多いように感じる。

何故、愛が重要なのか?

それは、現代において、結婚とは愛を前提にした信頼関係だからだ。

故に、夫婦間の交渉は困難を極める。

保守的制度が持つ問題はもちろん数多くある。

時代に即して、変えて行く必要があるだろう。

だが、保守的制度がもつ知恵のようなものもある。

つまり、どうしても人が犯してしまいがちな間違いを犯しにくくしているという側面もあるはずだ。

何でも変えて行けばいいという態度は、軽々しく、寝た子を起こすということになりかねない。

寝た子は寝たままにして、変えるべきを変えていかないと社会はよくならない。

もう一度、つまらない繰り返しをするだけだ。

記事への反応 -
  • 90年代の話、結婚してたんだけど、元カミさんが姓を変えるの嫌がってね、けっこうギリギリまで 嫌がってたんだけど無理くり結婚した。そんな結婚がうまくいくはずもなく数年で破綻...

    • むずかしいよね。 夫婦の仲は信頼に基づいた契約だからさ。 信頼は容易に崩れる。 ましてや、始める段階で既にそういう状態だと、信頼関係って築けない。 ゆるゆるの地盤の上で家を...

      • 夫婦という関係性は、経営し維持していく必要があるだろう。 しかし、経営で維持しようとすると、夫婦間の愛が目減りしていくと感じる人は多いのではないか? もちろん男性にも...

        • 庶民が同姓、武士・貴族が別姓だったのが、最終的に同姓に統一された、というのは夫婦別姓は歴史的な淘汰によって否定されたとはいえないの?

      • 「保守的な制度」っていうのは、一人一人の幸せや、社会全体の利益、仁義道徳のために貢献してきた側面もあるけど、支配者や権力者にとって都合のいい状態を維持するために利用さ...

    • そんなに嫌がってたのなら元増田が姓を変えれば良かったのに。 姓を変えるのを嫁さんより更に嫌がったのが『無理くり結婚した』理由だとしたら、どうして自分が嫌なことを他人に強...

      • 横だけど「みんながやっているから」という理由が常に幼稚園児的だというのも思考停止だと思うなあ。 まあ夫婦別姓って選択肢はあってしかるべきだと思うけど。

    • 元増田は「夫婦別姓があったら結婚生活ももうちょっと続いたのに!」と思っているのね。 そのとき相手に無理させたのはわかっているんだ。 でも、今でも自分が譲ろうとはこれっぽっ...

      • 元増田が姓を変えるべきだったと増田が思っているのなら、それはそのまんまブーメランだよね。 元増田が「無理をして」変えていてもきっと続かなかっただろう、と思う。 まあ外野...

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