2010-03-01

倫理や法の対象について

J・S・ミルとかの自由主義だと、「他者を危害しないようにすること。これを倫理や法の究極原因として、これ以外の理由で倫理や法を作ってはならない」という立場でよかったんでしたっけ。

これだと二つ欠点があって、一つは個人が愚行権で生活の質を落とすことを食い止められないこと(ex.麻薬)、二つは社会全体や集団・組織に対する被害を食い止められないこと(ex.わいせつ)、があると思うんですね。

実際には麻薬規制されているし、わいせつ規制されている。これらはそれぞれどういう理論的基盤がありますか? 他者の介在しない個人や、他者を越えた社会や集団・組織を対象にする倫理や法があるんだと思うけど、そういうことについて知りたい場合は何かいい本とかありますか?

  • 僕は法の人ではなく、テクスト論の人でこの分野に関しては専門じゃないから すごーくいい加減な理解でなんか書かせてもらいます、ごめんなさい。 確か、ひじょうに曖昧な記憶だけ...

    • ありがとう。 俺はオタクなので表現規制・非実在青少年うんぬんの議論を見ていて「規制されたくない」と思うし、「ああこれはミルのロジックでは規制は無理だろう」と思うと同時に...

      • 実のところを言えば。 これはとても不思議なことなんだけれど。 「二次元エロの(存在そのものを)規制する」っていうのは、現在の哲学や倫理学の潮流から考えれば 「ヴァッカじゃ...

        • まーそーです。でも我々の場合、民主主義っつっても立憲民主主義なので、憲法の部分でなんか粘らないと、本当にダメな民主主義になってしまいます。 構造主義は内田樹の解説本くら...

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