職場に一人くらいはみんなにすっごい慕われてれる人がいて、そういう人が送別される側の人になると、入れ替わり立ち代り別れを惜しむ人がその人の前に現れて、あいさつをしている。俺も送別される側の人間なのだけれど、そういうのはなし。送別会って残酷なほど、人の評価を明らかにする場だよね。
もうなんか、悔しいとかそういう次元を超えちゃってて、自分にはそういうの縁がないんだろうな、そして、送別会で主役になれるような人心掌握に長けた人って、そこに到るまでの努力の積み重ねはもちろんあるのだけれど、それ以上に才能に裏打ちされてるよね、と感じるところではある。
俺が死ぬほど努力しても、そこへはたどりつけないだろう。なんか虚しいというか、不条理を感じる。
彼みたいな人種は俺にとっては敵なのだ。彼がいることで、俺の市場価値みたいなものが下げられてる。彼らの人心掌握術に対抗するための武器を俺は身につけて戦わなければならない。
以上、僻みに聞こえるかもしれないけれども、冷静にそう思うよ。
要は、リア充うぜーよ。