2010-02-26

自然認識のズレについて

http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10466585442.html

ここで堀江氏が指摘するように日本の電機産業が衰退したと言うのが今の日本人の一般的な認識だろう。経営学者達も”家電王国の衰退”を前提として、

なぜ落ちたのか、今後どう変わる必要あるのか議論している。

一方で、電機メーカーについて書かれた新聞記事に悲観論は少ない。

どれも威勢が良い。こんな具合に、企業意見がそのまま垂れ流される。

「3年後までに売上2倍を目指します!」

市場がすごい拡大しています!」

業界でも新しい取り組みが功を奏しました!」

悲しいまでに情報の発信者側と情報受け手認識が食い違っている。

記者企業と定期的に接触し、彼らから新商品などの情報を得て、記事にする。

そのルーティンワークを滞りなくこなすために、極力無駄トラブル

回避した方が良いというインセンティブが働くのだ。

人情の問題もある。せっかく時間をさいて対応してくれた人を

批判するのは、常識的に考えて常識に反する行為だ。

これら認識のズレを克服するにはメディアに何らかのインセンティブを付与する必要がある。

批判しないことのリスクを引き上げることか、もしくは

批判することのリターンを引き上げること。

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