2010-02-25

日本サラリーマン」って、もしかして所謂「職人」なんじゃね?

サラリーマン」と括ってしまうことで拡散してしまうものがあると知りつつ、ひとつの視点を提案してみたいです。

 あ、三十手前職歴なしのたわごとです。

  • 10年泥にまみれてようやく一人前。下手すると15年、20年。
  • 成長はOJTという名の、同職ギルド内の伝達(技術は盗むもの)によって行われる。伝達の相手は能力<立場で決定。だって伝えて辞められたら大変だし。
  • しかし、それぞれのギルドで個別進化したものなので、他グループでは通用しない。もはや特殊技能
  • 途中で抜けようものなら理由は問わず村八分、そして落伍者扱い。他ギルドからも敬遠される。

あとは貶すなり加えるなり好きにしてください。

帰属意識という点で、あらゆる伝統技能職や専門職よりも職人(あるいは奉公)精神を求められるのが、現代のサラリーマンなんじゃないか。

そう考えることで、よくわからない精神的敷居の高さ、正社員にあらずんば人にあらず的な空気新卒>>>>>>既卒経験、という現象の一旦が説明できないだろうかと思う次第です。

変なタイトルつけちゃったけどさ。私が言いたいのはね。

そうした職人精神とか、「社畜」の心意気みたいなのは、あってもいいと思う。立派に働いている友人たちは尊敬してる。

でも、それが日本的な相互監視と相まってできた「空気」に追い詰められた人が「自死」を選んだとき、その人の弱さのせいみたいに言うのは、やっぱりおかしい。

だから、私はもうすぐここから逃げるつもりです。

何度負けたって、それが死でなければ、人生は続くのだから。

空気」を喜ばせるより、こんな私でもいて欲しいと言ってくれる人を喜ばせるために、これからは生きてくつもりです。

日本社会(=親、兄弟、友人)に育てられたんだから日本社会(=略)に恩を返せ、って言う人もいるだろうけどね。

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