2010-02-21

速報 週刊アスキーライター山本一郎氏(切込隊長)が論評された

切込隊長という御仁がいる。以前は2ちゃんねるの運営に関わり、今のなりわいはというと、

どうやら一匹狼の投資顧問。事業に失敗した父親の借金を自らの才覚で百億円稼いで埋めて、

いまも政界財界、その他なにやらIT周辺の裏稼業にも精通している、といったふれこみで、

にわかにネット住民たちの信頼を一身に集めていた。

俺様キングダム」と銘打ったブログも大人気、ネットラジオでも言いたい放題で「アタマのいいやつ」

という評価も最近、定まりつつあった。表のマスコミに姿を現さなかった分、その信頼度に上乗せもされた。

そろそろ雑誌メディアにも進出、他でもない本誌でも執筆するようになっているし、

ベストブロガーとして表彰までされている。そんな彼が、一気に今度はまな板に乗せられる側に。

彼自身語ってきた彼自身のことについて、疑惑と中傷が連鎖的に噴出、嫉妬ややっかみも呼び込んで

結構な騒動になった

ネット空間特有の大言壮語、「ネタ」として目に立ち、そしていっときの愉快の素になるならば、

あやしげな言説も拍手喝采受け入れる住民たちが、いったんその制御を誤ると一点、熾烈な攻撃にまわる。

わが同胞に宿るホラ吹きの習俗、オコの伝統はこのような形で活きてるのかも知れない。だが、ホラは

それをよしとする聴衆、観客との関係性において初めて十全に機能する。ホラ吹きとしての器量に

疑問符がつけられたら最後、それまでの賞賛は瞬時にひっくりかえり、オセロよろしく盤面逆転、

それまでの贔屓筋まで一気に「叩き」にまわるのも実世間と変わらない。隊長の場合も、

そのような電網空間でのトラブル解決のスキルが高い=アタマがいい、と目されてきた分、

いざ自分に火の粉が降りかかった場合の処理の手際にも、当然鋭い視線が投げかけられる。

まして、その「アタマがいい」を担保していた経歴その他の要素にまで疑問をぶつけられた日には、

かなり辛いことになる。電網世間の煉獄で痔図から選ばれてしまうことを欲して画策したものの恍惚不安

共にわれにあり。

諸君!2005年7月

http://kineko.dyndns.org/~touhou/up/source/up3847.jpg

http://anond.hatelabo.jp/20100212124102

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