2010-02-03

勉強ができる≠頭がいい」の論理の形式のひどさ

勉強ができる≠頭がいいと主張したがるブログは割と良く見かけるがその論理の形式がひどすぎる


1)勉強ができる、頭がいいの定義

そもそも勉強ができると頭がいいは世間では同値で使われることが極めて多いので

一般的に定義では勉強ができる=頭がいいであろう

けれど文脈から察するに「勉強ができる」は学力試験で点が取れる

「頭がいい」は実社会で役立つ処理能力、知識の応用などを意味しているんだろう(相当曖昧だが)

だけどそれすらも定義しないからこの命題について話そうとしても完璧なすれ違いが生じる


2)≠の意味

定義が同じ、同値である、または⇒のどれを否定したいのかがわからない

高学歴は使えないとか言ってる人が多い気がするので⇒の意味で使ってるのかな

しかしそれだと「勉強ができる⇒頭がいい」を否定するには,

上記定義勉強ができるが頭は良くない人がひとりでもいれば事足りるのだからそんなの自明なわけで


ってことでブログでこういうことを主張したいならば

「"勉強ができること"と"頭がいいこと"には正の相関関係が認められない」

という命題にしましょう

あ、もちろん定義も忘れずにね!

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