2010-02-03

就活生が絶対に知らなきゃいけない、たったひとつのこと。

 就活生時代、ブラック企業について人と話すと、必ず「人それぞれ見方は違う」「やりがいがあれば問題ない」「他人がブラックだと思っているからといって、自分にとってもブラックはどうかは限らない」という意見が上がってきます。そうじゃないんですよ。そんなことを言っている人は間違ってるんですよ。

 このブログを読んでいる人の中に、特別な人間はいないと確信を持って言えます。私も特別な人間ではありません。あなたも私もただの普通の人です。

 ほとんどの文系就活生は、数学が嫌いだから文系を選び、理系の人は化学に対して人より熱い情熱があったわけではありません。

 ほとんどの就活生は、全国で1位なったことがありません。どこかであきらめたのでしょう。つまり、特別優れた根性を持たない人間です。

 ほとんどの大学生は、第一「理想」の大学いっていません。勉強がつらいから、第一志望の大学か、それより下の大学で妥協しました。

 ほとんどの大学生は、大学在学中、超難関資格を取っていません。最初から無理だと決め付けてあきらめたか、楽しいサークル活動に流されたのでしょう。

 就活生はそんな似たり寄ったりの人生を歩んできて、似たり寄ったり才能しかない普通の人です。特別な人間はありません。

 あなたは仕事やりがいを求めます。あなた以外の就活生も仕事やりがいを求めます。「営業がしたい。」という理由で会社に入った人は五万といます。「SEになりたい」という理由、また「SEになって成長したい」という理由で入ったあなたの先輩は、3年以内に辞めました。彼もまた「やりがい」を信じていました。

 あなたはその先輩より根性や忍耐力があると思いますか?あなたはその先輩より、「営業職」や「SE」に対して熱い気持ちがありますか?理屈っぽい自己分析でようやく出てきた「やりたいこと」に対して、そこまで強い意志がありますか?

 このブログを読んでいる就活生はもう一度自分を見つめなおしてください。あなたには、特別な根性もなければ、特別な意志の強さもないし、特別な才能もない。面接で落ちた隣の学生と似たり寄ったりの学生です。

http://ameblo.jp/working-in-slovakia/

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