2010-01-29

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オバマ大統領の一般教書演説。とっても長かった。1時間15分はあったんじゃないだろうか。会社でC-SPANのサイトで聞いていたら、お昼休みに食い込んでしまった。NHK衛星第一生放送も、12時までしか枠が取ってなかったけど、いったいどうしたんだろう。ここにも書いてある通り、一般教書は50分台というのが「吉例」です。

○ついでにオバマ大統領ネクタイについて。赤のネクタイはこれまた「吉例」ですが、今日のはストライプが入っていた点が少しめずらしい。通常は無地の赤、というのが大統領の「勝負ネクタイ」とされています。少しだけ変化を求めてきたのでありましょう。

アドリブで笑いを取ったのも、今まではあまりなかった趣向でありましたな。途中、共和党側の拍手があまりに少ないので、「もうちょっと拍手があると思った」みたいなことを言っていました。発言を中断して「表情」で注目を集めるなど、オバマの雄弁術は進化を遂げています。

○本来であれば、内容についても詳しく分析すべきなんだろうけど、あまりその気にならんのです。聞いた人たちは、いい演説だったと言うでしょう。でも、それで物事が前進するわけではない。政権支持率もさほど変わらないだろう。共和党議員を味方につけることも出来ない。

オバマは負けパターンに入っていると思う。それは中間選挙に負けて、たいした業績を残すことはできず、2012年に再選されずに、1期だけの大統領で終わるという筋書きである。このまま彼が、自分の得意なことだけやっていたら、きっとそうなる。マサチューセッツ州メッセージは、まだ彼の心には届いていないのかな、と感じました。

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