2010-01-20

せっくすのことで彼女さんを怒らせてしまった。

この前、彼女さんの家でくつろいでたら、

指で肩をとんとん彼女が叩いてきて、

「何?」って振り向いたら、さっきと違う服を着た(着替えた)彼女さんがいた。

「あ、あのさ……」って言って言葉が続かない彼女さん。

押し黙ったまま、身体をブリッジするかのように反らせて、ゆらゆらと揺れる。

なんだ、この不思議な踊りは……って思っていると

手を下腹部に伸ばしだし、穿いているスカートまくりだす。

あまりにも珍妙だったので「なにそれ、創作ダンス?w」と茶化すように言うと

電源を抜いたかのように動きが止まって、浮かしていた腰を床に落下させた。

どうやらその言葉クリティカルヒットだったらしく、

膝を引きずりながら消えていき、さっきまで着てた服に戻って、一切口を開かなくなった。

こりゃマズい……と思い、こたつ石像になった彼女さんをケアしてたら、

すんすんと泣き出して、「セクシーなことして、喜ばせたかったんだよぉ」と漏らした。

……可愛いやつ。

普段は絶対にそんなことをしない人間だ。

甘えた声でくっついてきたりもしないし、

そもそもスカートなんてめったに着ない。

だから、急にそんなことやられてもギャグにしか思えなかったんだよ。

「無理しなくていいんだよ。でも、ありがとう」と言って仲直りの合体。

フェラしてくれないいつも通りの彼女さんに、僕はガッカリした。

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