2010-01-18

うつ病と向き合って考えたこと

嫁がうつ病になった。

本等である程度の情報は知っていたが実際には

相当なスピードでこちらのメンタルが疲弊してしまうことがわかった。

具体的な症状としては

・判断が出来ないため、こちらが合理的な選択肢を提示しても否定される。

 →どう対応すべきか混乱する

・感情の不安定さが極まると、大声で泣き、奇声を発する

・こっちもげんなりするくらいのマイナス思考言葉連続して発する

時間帯によって症状が変わる

 →いつから正常になるのかがわからずこれまたどう対応すべきか混乱する

よくうつ病のたとえとして高血圧なんかと同じと説明される。

気合いではなおらない」

「薬により分泌物等を正常にコントロールすることでなおる」

などが同じだ、という考え方。

でもほんとにこれを病気と言いきっていいのだろうか、とふと思う。

もともと人間はそれぞれ性格が違うということの延長線上に

精神病」は位置するから(異常と正常にしきい値は無い)、

これは個性の一部だと理解しようと言う気持ちのほうが、最近は僕の中では強い。

ただ、個性だと思えば、とても対応できる相手ではないし、

病気だと割り切れば、この人の人格っていうものは一体どれが本当の人格なの?

とか考えていると対応する方法すらこちらも判断がつかなくなる。

「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。

 おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」

これはたちの悪い介護なんだろうか?

  • 感情のふれ幅や表現ではなく、落ち込んだ所から自力で這い出せない状態が、病気なんだと私は思ってる。 血圧だって、力んだりすれば上がるし、風呂の直後なんかは下がるし、一時的...

  • 同じ状況の嫁だった立場から書かせていただきます。 辛いのは今だけです。 治ります、大丈夫! 旦那に聞いたところ、私の感情に引きずられないよう心がけ、「今さえ乗り切れば!...

    • ありがとう。 なんだかちょっとがんばれる気になりました。 悩んだけど増田に書いてよかった。 ほんとにありがとう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん