偉そうな言い方になってしまうが、もうちょっとすると「勉強が出来る=頭が良い」というわけじゃないことに気づくと思う。
あるいは、「勉強が出来ない=頭が悪い」じゃないということに。
一生これに気づけない奴もいるけど、多分、これに気づけない奴こそ本当の馬鹿だ。
で、元増田のセンターの話だけど、世の中ほとんどの奴は勉強してないよ。
進学校なら周りが勉強してるし、授業もきっちりやってるから、「進学校で勉強してない奴」でも、全国の高校生レベルで見れば勉強してる方になったりする。
逆に、行ってる学校の学力レベルが低くて、予備校とかにも行ってないと、「学校ではそこそこ勉強出来る奴」でも、全国の高校生レベルで見れば勉強していない方になったりする。
俺自身で言うなら、中学時代に学校以外でした勉強は、定期試験の際、試験前日に2時間程度の勉強をした経験のみ。
そのまま中堅の高校に推薦で入って、高校入学後は、定期試験の際にすら勉強しなくなった。授業時間以外での勉強はゼロ。その授業すらも、大げさではなく半分は寝てたレベル。
三年の際、生まれて初めて予備校に行って、元増田とは逆の意味でビックリした。
世の中、こんなに勉強してる奴ばっかりなのか、と。
夏期講習から行き始めたんだが、入学時には下から二番目のクラスに振り分けられた。
そこでは、朝9時から夜7時まで、みっちり勉強。昼休憩や合間の休憩時間を除いても、正味9時間は勉強時間。
おまけにほとんど毎日宿題が出て、家に帰ってから1時間くらいも勉強する始末。
こんなに勉強したのは生まれて初めてだった。
自然と学力は上がって、夏期講習終わりの時には、上から二番目のクラスに振り分けられてた。
この頃には要領も良くなって、予備校の授業も、ポイントだけ押さえていれば集中し続けなくて良いことに気づいたし、宿題は予備校の授業中にやるか、友達に写させて貰う(数学の宿題などは、解法さえわかっていればわざわざ自分で解く必要はない)ようになった。
で、そのまま夏期講習の後も予備校に行き続けて、秋には私大受験コースの一番上のクラスになって、その後、無事私大に入学(ここまで読んで貰えばわかるように、とにかく努力が嫌だったから、暗記系の科目が苦手で、国立は早々に諦めた)。
つまり、勉強出来ない奴の集まる環境から、勉強出来る奴の集まる環境まで見たわけだけど、「こいつ、頭良いなぁ」って感じる奴は学力に関係なかった。
もっとも、予備校の勉強出来ないクラスの連中で、「頭良いなぁ」って思う奴は皆無だったけど。そりゃ一日何時間も勉強してるのに、勉強出来ないままの奴が、頭良いわけないわな。
それよりも、俺の通ってた中堅高校の方で「頭良いなぁ」って感じるのに成績良くない奴ってのがいた。
予備校にも行かず、勉強もしてないような奴だったから、俺と同じで三年までは留年ギリギリ。だけど常に周囲より進んだ考えをしてて、俺は今でもそいつのことを頭良いなぁと思ってる。
俺は、まぁ私大としては偏差値トップクラスの大学に行ったんだけど、そいつはいわゆるFランクラスの大学。
今でも時々会って話すけど、未だに俺はこいつに勝てないというか、頭の出来が違うなぁと感じるよ。
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