2010-01-10

この不景気で潰れかけている会社が今年完全に潰れて職がなくなったら、彼氏と別れ家に引きこもって貯金を喰い潰して楽しくニート生活を過ごし、有り金が尽きたら自殺しようと思ってダラダラ生きていた矢先に、5年ほど交際している相手から結婚しようと言われた。

どうせそのうち「お前より若くて可愛くて学歴も家柄も良くて素直で従順家事万能で妊娠出産育児も親の面倒も同居も俺の言う通りやってくれる女が見つかったのでお前はもういらない」と言われるだろうと思っていたので、先のことなんか何も考えていない。既婚者になんかなったらおいそれと自殺者にもなれなくなってしまうし、次の仕事も探さないといけないため、どうしようかと悩んでいる。


子供なんか欲しくない。でも結婚したら作らないといけなくなってしまう。相手がそれを望んでいる。

知的障害、重度身体障害、他害行動のある発達障害などの子供が生まれたら私には育てられない。幸運にも健康に恵まれたとしたって、ニート犯罪者になる可能性も捨てきれない。まともに育っても犯罪に巻き込まれたり、家庭が崩壊して不幸な目に遭うかもしれない。そんな目に遭わせるぐらいなら最初から産んでやらない方がマシだ。

生んだら最後、私だけの稼ぎで自活できなくなってしまうのも嫌だ。そんなことになったら相手は増長して「養ってやってるんだから言うことを聞け」と好き放題振る舞うかもしれない。カネと自立も出来ない子供人質に取られたら逃げられない。

まして私は結婚前から(その後も)不倫しまくっていたような低学歴貧乏DQNな両親から生まれた劣等人間なので、股ユルの汚い血なんか残したくない。もし子供がよその息子さん娘さんを泣かせる浮気者に育ったりしたら、逆上してブチ殺してしまうかもしれない。あるいは子供浮気されたら、相手のゴミクズをそうしてしまうかもしれない。


既婚者になると浮気確率が跳ね上がるらしい。浮気されるなんて絶対嫌だ。

既婚者は既婚者であるというだけでその種のビッチから寝取りの対象になりうると言うし、本人も「もう嫁としかヤレない」という危機感から安易に女の誘いに乗るのだという。今はまだやっていないように見えるが、「俺はモテないから浮気できない」などと言っている人間は、理想の相手がやってきたらホイホイ誘いに乗って簡単にズコバコやりそうで不安である(ちなみに私は「パートナーの許可なくコソコソ不貞に走るような、親の育て方が悪くケチで卑怯で恥ずかしい畜生の同類にはなりたくない」ので不貞をしない)。

これも子供が欲しくない理由のひとつだ。産前産後はどうしてもセックスレスになるが、その時期は男の浮気確率が有為に跳ね上がり、育児ストレスや夫の不協力もあいまって最も離婚の危機が生じやすいのだという。子供を作ったせいで家庭が崩壊した、なんて笑えない事態は絶対に避けたい。子供が欲しいからとよその女と不倫されたほうがまだマシだ。少なくとも私の子だけは不貞の親を持たずに済む。

風俗浮気のうちに入らない? そうですか、私は入ると思います。風俗浮気に含めない女性とよろしくやってください。私は人を平気で裏切るようなきったない家庭崩壊加害者とは一切関わりたくありません。


そしてあまりにも面倒なことが多過ぎて、結婚生活が少しも幸せに思えない。

まずお金の話が面倒だ。現在私は身の丈に合った貧乏生活を送っているが、もしこれが共働きかつ生活費折半ということになると相当に厳しい。生活レベルの高い相手に出費を合わせた場合、間違いなく今よりも支出がかさみ、下手をすると赤字が出る。かといって相手に出してもらうのも寄生虫呼ばわりされそうで心苦しい。

戸籍を操作し新しく住む家を探して引っ越さないとならないのも面倒(離婚となったらそれが倍)だし、嫁姑をはじめとする姻戚の人間関係も面倒だ。大事なひとり息子ちゃんをたぶらかした劣等家庭の低学歴ビッチだと思われていること請け合いなので考えるだに憂鬱である。相手の家から見ればほぼ事実だろうからしょうがないが。

そして相手はズボラな私より更にズボラ家事が出来ない。これをどうにかするのも面倒。大掃除したって言ってたくせに風呂場カビだらけとかどうなってんだよ。掃除したって嘘ついてんなら最低だし、このレベル掃除したと思ってんなら本格的にヤバイよ。でもそんなこと話し合ったってどうせ「掃除した」って言い張って逆ギレされるのが目に見えてるし面倒だよ。

性別が逆なら私は最悪の人非人としてボコボコにぶっ叩かれてしかるべきだ。

自分のことしか考えておらず、相手を愛したり信じたりする気持ちが全く見られない。面倒臭いを言い訳にして、恐れていることから逃げてばかり。辛抱強く親切にしてくれる相手の誠実は全く信じていないくせに、顔も知らないDQN男の「この(浮気暴力等)ぐらい皆やってる。そうさせる女が悪い」という自己弁護内面化し、男なんか全員死んじまえと誰彼構わず憎しみを抱いている。自覚している上に治す意志がないから一層始末に負えない。

こうしたことは幾度も相手と話し合って来てはいるけれど、やはりまともな家庭で恵まれて過ごして来た相手との溝をその度に感じざるを得ない。相手は「頑張ればどうにかなる、そんな不幸は起こりっこない、とにかく俺は絶対別れたくない」の一点張りでいつも要領を得ないまま終わる。「もしその不幸が起きたらどうするか」なんて発想がそもそもないのか、起きた時にあたっての言質を取られたくないのか私にはわからない。


一緒にいて他愛無い話をしたり、物を食べたり、互いの趣味を共に嗜むのはとても楽しい。一生そういったことだけ考えて生きて行ければいいならどんなにいいだろうと思う。

今日も相手から「まだ若いから肌にハリがある」と何の気無しに言われたひとことを「肌がハリを保っていられなくなるほど老化したらお前を捨てて若い子に乗り換える」と言われているように感じて逃げ帰ってきた。若いどころか私は32歳の地味ブスババアである。私の感じたことが事実相手の本音なら、タイムリミットはどう頑張ってもあと3年が限度だ。

その3年をいつ老いて捨てられるかと怯え、2倍に増えた家事やら親戚付き合いやら子づくりのプレッシャーやらに苦しみながら過ごすのと、独り貯金を喰い潰しながら楽しくニート生活を送り、金が尽きたらヘリウム硫化水素でラクにこの世を去るのとどちらが充実しているか、と問われたら答える自信がない。

3年後に捨てられるのなら今捨ててもらった方がいい。5年後に若い女と不倫されて、子供を抱きながら泣くのに比べたら、その頃にはもうこの世にいない方がマシだ。

そのぐらい不貞が怖い。捨てられることと裏切られることが怖くてたまらない。

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