2010-01-04

http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010301000147.html

鳩山内閣議事録残さず 政治主導の検証困難

 鳩山内閣政治主導の舞台としている閣議や閣僚懇談会、閣僚委員会、政務三役会議議事録を基本的に残さない方針を続けている。「議事録作成が前提となれば政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」との理由だが、関係者からは「政策決定のプロセス歴史的に検証できない」と懸念する声も出ている。

 鳩山内閣では各府省ごとに閣僚、副大臣政務官の「政務三役」が政策を立案し決定。複数の府省にまたがる重要課題担当閣僚で「閣僚委員会」をつくり調整するなど、官僚に関与させない仕組みだ。

 閣議や閣僚懇談会については旧政権下でも議事録を残していなかったが、これには事務次官会議で事前に発言内容を調整していたという背景もある。鳩山内閣では事務次官会議を廃止したため、閣議での発言はこれまで以上に政策決定の上で重要意味を持つのは間違いない。

 平野博文官房長官議事録作成に否定的な意向を示し「自由闊達意見を述べてもらい方向性を出していく場だ」と強調。「記者会見や背景説明により、透明性を確保できる」との立場を崩していない。

事あるごとに閣僚が「○○と言った」「いや言ってない」でいちいち揉めてる遠因ってこういう事情も絡んでるんじゃないかな。

  • 「議事録作成が前提となれば政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」 鳩山内閣では各府省ごとに閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」が政策を立案し決定。複数の府省にまたが...

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