2009-12-30

言霊についての無駄

本当のところ分からないのだけど、望むと言ったがためか、そのいくつかが実現した。

例えば「泣きたい」とか「怒られたい」とか。望むと言ったのは私だけども、言った自分自分と思えないとまた都合のいいことを頭に浮かべて、言霊は嘘を知らないのかと考える。嘘とか、見栄とか、勢いとかさぁ、言霊は、言霊言霊言霊は、知らないかもしれないけど知っていて欲しいのは、嘘という言葉言葉であるし、嘘は嘘として、わりと上手に表わされている言葉だと思うからで、見栄も同様に。

言霊は、母音がオオアアだからか(オインアオオアアアアアア)、響きに宿る気がする。音オオにイ、宿るアオウものだオオア。ねぇ。言霊はこわい。嘘を知らないか、知ってそれでいて叶える。叶える。叶えるという字を見ればきっと願いを思い起こすけれども、呪いだって叶うものだと思う。叶う。アアウ。呪いも願いもどうでもいいような空想、戯れも叶うものかもしれない。

だからよく知らないものについてなにか言うときには気をつけたほうがいいかもしれない

アアアオウイアアイオオイウイエアイアイウオイイアイオウエアオウアイイアオイエアイ

久しく忘れていたのだけど、泣くと頭が痛くなるんだよね、鼻水も出るし。なにも食べたくないのになにか食べようとするあの感じ。言葉にできないから言霊の力の及ばない、あるいは一方通行の、なんか、そういうの、知らないしどうでもいいといえばいいけど、それについて対処する私と言霊のことを考えようと思った。上手くいかない。なんの意味もないように思う、この文章に、確かに書き手として私は意味がないことを言えるけども、言霊は宿ったかなぁ。言霊って思いのこもる言葉にだけこもるの? 私泣きたいなんて思っていたかな、怒られたいなんて、本当に? 思っていたかもしれないなぁ泣いて怒られて嬉しかったかなぁ、嬉しかったかもしれないなぁ、あぁ、アアアア。

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