2009-11-19

ディズニークリスマス・キャロル を見てきました。

最近フル3Dづいているゼメキス監督が、これまたフル3D

不朽の小説アニメ化しました。

のっけからなんですが、それほど面白いって話でもないっす。

脚本いまいちノレないし(主人公の心の動きが納得できない)

演出もどうもボンヤリしています。

思うんですが、ゼメキス監督は、あまりアニメ3Dであっても)に向いていない

監督じゃないんですかね。

この人の作るのは、基本的に実写特撮レイアウトなんですよね。

ポーラー・エクスプレスベオウルフでもそうだったのですが、彼はアニメ特撮の違いがわ

かってない。

アニメは基本的に「なんでもあり」なんですよ。

簡単な絵と想像力で空間を構成するんですからね。

だから「うわっ、こんな事できるんだ!」という映像マジックは非常にやりづ

らいと考えなくてはならない。

その分、アニメ純粋に動きや、絵画としての「絵」そのもので楽しませないと

ダメなわけです。

この映画レイアウトも、実写映画なら数倍は面白くなったろうと考えざるを得

ません。

アニメはチープな特撮ではないのです。

ちなみに3D上映でしたが、立体映画はまだまだですね。

輝度が低すぎて映像体験としての価値が低いです。

来年あたりはもう廃れていないかと非常に心配になりました。

アバター」の前売りも買っていますが、2D上映を見に行こうと思います。

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