愚民ごときに両方やると言うのは
そうムズかしいことじゃないな。
覚悟はいいか? オレはできてる。
- イチーロ・オザワティ -
と書いてしまうほどミギでもヒダリでもなく中道というよりノンポリシーなわけで、そういう自分よりも政治家は多少は「覚悟はできてる」んじゃないかと思っている。
民意を遂行しようと行動した上で、多少民意を犠牲にしても国益を守るというのが政治家の覚悟じゃないのかなと思ったりする。
そう考えた時、分からないのが「外国人参政権」で。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091116/stt0911161933006-n1.htm
ま、一つの記事で全体を判断するのは危険ではあるけれど、
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民主党の小沢一郎幹事長は16日の記者会見で、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案について「韓国政府サイド、在日の方々からも要求が非常に高まってきている」と述べ、法案推進の理由に韓国側の要請があることを認めた。
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と小沢幹事長が認めていることを根拠にする分には問題ないような気がする。
この記事だけだと「韓国人の民意は遂行する。韓国の国益も守る」という感じがしてならない。
今回の選挙ではまだ「外国人参政権」はないわけだから、ミンスを選んだのは日本人なわけで「日本人の民意は遂行する。韓国の国益も守る」となるんじゃないかと。
どちらも文章だけ読む限りは文法的に間違っちゃいないと思うけれど、日本の政治家としてはなんだか無茶苦茶だ。
選んだ日本人も「韓国の国益を守る」ことはあまり考えていないんじゃないかと思う。
いや、「日本の国益より韓国の国益を守るためにミンスに投票した」というのであれば、上記はまったく正しいわけだけど。
誰がどう望んで、どういう益があるのかがさっぱり分からない。
国益というと大きすぎるから投票した人の損得くらいにして、「ミンスに投票してくれた日本人の民意は遂行する。その人たちに損させないくらいの益は守る」くらいに考えたとして、「外国人参政権」が成立して、何か損しないくらいの益ってあるのかなぁ。
「将来日本人が少なくなるから、補充のために」なんて話も聞くけど、それだったら、沈没しそうなツバルの人たち全員を日本に呼び寄せて参政権を与えた方がいいような気がする。
いやそれも逆の意味で乱暴すぎる。 「総論賛成、各論反対」という評価がたぶん一番適切かと。
元増田です。 まぁ、90パーセント以上、「総論賛成、各論反対」なんでしょうけど。 今回の場合は「反対の論」が通ってしまった時に、「いや、それは反対だったんだ」と言ってもダ...
mataka