しかし、増田は部屋から出られなかった。夜分遅く、家族が寝入った頃合いを見つけては、こっそり襖を開けて、明日の支度をする。
飯も風呂も全て行わなくてはならない。作り置きというものはまったくない。ニート増田は家にいないかのように振る舞っている。
材料を冷蔵庫から探し、朝餉の支度がてら米をとぐ。野菜とミソと魚介類を見つけては味噌汁を作る。
……ほうれんそうとなすの胡麻和えも欲しいか。そう思っては適当に品を追加する。
ニート増田は自炊生活の板についていた。何でも、高校以来ずっと飯の支度をしてきたんだそうな。
菜物を洗い、煌々と光る電球の下、増田はため息をついた。俺、あとどのくらいこの生活が続くんだろう。
それから何気なく、朝の食事の支度が出来たのは五時。
家人が起きる前にゴミを出し、風呂に入り、歯を磨き、飯を食って、ばれぬように部屋に帰った。
なんでもこの生活は二度目なんだそうな。増田はすっかり家の妖精と化していた。
もうやだ。
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