2009-10-25

格差社会メモ

http://d.hatena.ne.jp/strange/20091025#p1

平成20年のこれを

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa08/2-2.html

せめて平成7年のこれくらいには戻せってことじゃない?

http://www1.mhlw.go.jp/toukei/ksk/htm/ksk021.html

「所得金額が世帯全体の平均額(556万2千円)より低い世帯の割合は60.9%となっている」(平成20年より)

「所得金額が世帯全体の平均額(664万2千円)より低い世帯の割合は60.9%となっている」(平成7年より)

%が一致!(一致に何の意味があるかは不明。意味なんてないかも)

http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/links09101.html#latestline

http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/hinkon.jpg

 相対的貧困率って当てになるのかね?

 だって、(a)より(b)のほうが平均年収が上がり、所得格差も縮まっているけれど、相対的貧困率はどちらも同じ12.5%(=1/8)だよ。

 相対的貧困率年収分布の型によって決まる。国民総中流化した先進国はどこもだいたい同じ型の分布になり、1〜2%程度のちがいは誤差の範囲内なんじゃないの。


http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/hinkon2.jpg

極端な話 このような年収分布でも相対的貧困率は12.5%(=1/8)になる。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/hinkon3.jpg

貧困層に援助して底上げし、このような年収分布になると、相対的貧困率は上昇するんだぜ。そんなバカなことがあるかよ。

 相対的貧困率を下げるには、貧困層を減らすだけではだめで、同時に富裕層も減らさなければならない。貧困層のみを底上げすると、平均年収も上がるため、逆に相対的貧困率が上がることもある。

 国民全員が同一の年収になれば、相対的貧困率ゼロになる。年収10万円であろうと、年収10億円であろうと。

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