帰京まで時間があったので浜松駅前を歩いていたら、30mほど後ろで金属の看板を倒したような「バン!」という音がした。
でも看板が倒れたのではなく、人が横たわっていた。
人がこういう形で亡くなる瞬間なんて見た事がなかったので、警察や救急を呼ぶとか、そういった意味ある行為は
なにも出来なかった。何人かの人が駆け寄って、その人の生死を確かめていた(ように思う)。
グロテスクな何かを見た訳ではないのだが、頭が混乱して吐き気がしてきたので、手近な酒場に入って矢継ぎ早にバーボンを飲み、
やっと落ち着いた。
一晩たったけど、まだ思い出すと怖い。また吐き気がする。
人があんなに簡単に亡くなるなんて。
怖くて誰にも話せなかったので、ここに書かせていただきました。
すいません。