2009-10-10

他者危害の原則についてgoogleうまいクエリを投げられない

某所の話をするんですけど、某所ではしばしば議論が起きます。

昔いろいろあって「運営は、メンバーが迷惑だと思っても、議論に規制を課さない」という言質が取られたわけです。

俺は議論好きだからよかったんですけど、これでは迷惑だと思っている人はたまらないだろうことも当然分かります。

私たちの自由主義社会では他者危害の原則は表現の自由に優先することになっており、もし「迷惑」程度で表現の自由をも規制可能なのであれば、運営は間違っていて、その旨批判されるべきだし、ルールも変えられるべきだということになります。

そこで悩むのが、他者危害が「迷惑」程度で成り立つのか、ということです。ググると「他者危害=迷惑」、となっているものが多いですが、そんなわきゃないだろう、迷惑なら何でも規制できるように世の中出来てねえ、というのが正直なところです。

果たしてどういう他者危害とは何が決定的な要件なのか、ということが知りたいです。そうすればその枠内で議論を進めて、他人に「迷惑だ」と言われた時に「俺はこういう原則に従っており、その要件を満たさない限り、迷惑でもやめる筋合いはない、迷惑より自由な議論が尊重される」と返せるからね。返せないあいまいな状態は禍根を残す。

何か明確な判例とか法律書の記述とかありそうな気もするんだけどなー、何かないかなー。

  • 他者危害に該当するゆえ表現の自由を制限してもいいかどうかという議論は、国が法律を作る時や裁判の現場で行われるものであって、増田含め一般人はそこまで考えなくても法律の条...

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