ここの南武線は
・毎朝、「前の列車が出発したら、もう次の列車が見えるくらい」の間隔で運行。
・でも乗客は鮨詰め。
・駅には8両収まる幅があるのに、6両編成で走らせている。
という環境。
2階建てなんて贅沢言わずとも、8両にすりゃ良いじゃん、てなものだが、そうはいかない。
ホームの階段が、これ以上の人間を受け止める余裕を持たないからだ。
隣駅から川崎駅に行くまでよりも、
川崎駅のホームに入ってから改札口を出るまでの方が時間がかかる、なんて事もザラ。
列車の運行は万事滞りないのに、川崎で階段に人の渋滞が出来て降りられないから、
後続列車が一時停車するなんて事もザラ。
これじゃ運搬能力の向上なんてとてもとても。
それでも、一人も人がいなくなれば、それなりにデカい駅だ。
計画段階で、これ以上大きく作る勇気は無かったろう。
人間は、予想以上に増えすぎた。
そう考えると、あの時代に御堂筋をブチ開いた関一は偉いな。