そういうのは趣味でないので、ずっと見ないでいた。
最近、「うみねこのなく頃に」を見ててWikipedia読んでその設定に感心した。
これが、事件の起こった六軒島が閉鎖空間で「シュレディンガーの猫」の状態(外部の観測者が観測するまで内部には色々な事象が確率的に交じり合っている状態)になっていて
さらに「悪魔の証明」(悪魔が「いる」ことを証明するのには悪魔を一匹つれてくればいいが、悪魔がが「いない」ことの証明は全て現象において悪魔が存在しないことを証明しないといけない)や
「ヘンペルのカラス」(「カラスは黒い」の対偶は「黒くなければカラスではない」。全世界の黒くないものがカラスでないことを証明すれば、(カラスを見なくても)カラスが黒いことを証明できる。現実世界では無理だが、小島の閉鎖空間では全数の確認が可能な所がミソ)まで使われている。
前作が「ひぐらしのなく頃に」だと書いてあったので、アニメを見てみたけど、面白かったね。
閉鎖時空物に分類されるが、ようはプレーヤーがバッドエンドを繰り返して情報を集め、最後にトゥルーエンドに至るまでの繰り返しを描いているわけだ。
最初の1回目だけを見て以前はそこで見るのをやめていたが、全部を見ると初めて意味がわかった。