2009-09-23

機密費透明化どこへ 民主政権交代で姿勢一転

http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009092202000092.html

首相官房長官の判断で自由に使えるカネとされる官房機密費内閣官房報償費)。

民主党野党時代、機密費不正流用を厳しく批判してきた姿勢を一転し、政権発足後は

透明化に消極的な姿勢が目立っている。 (後藤孝好)

平野博文官房長官は就任翌日の17日の記者会見で、官房機密費について問われると、

「そんなのあるんですか。承知しておりませんから、コメントはできません」と、しらを切った。

存在した場合にどう対応するのかと再質問されても「たらればの話はできない」と取り

合わなかった。

(中略)

平野氏の態度が煮え切らないのは、与野党議員の根回しなど国会対策への流用を明らかに

すれば、自民党だけでなく、民主党にも問題が波及し、順調なスタートを切った新政権

水を差す懸念があるからだ。

また、使途を公表せず自由に使えるカネは円滑な政権運営をしていくうえで、やはり必要だと

手放したくなくなったのではないか、との見方もある。

ただ、政権交代を境に透明化へ消極的な姿勢へ転じたのならば、国民の失望を招き、

税金無駄遣いを洗い出すという政権の基本姿勢を疑われる。新政権は難しい判断を

迫られている。

  • http://anond.hatelabo.jp/20090923141003 http://anond.hatelabo.jp/20090923140826 このエントリーはもっと評価されるべき。けど機密費は機密だから機密なんだろうな

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