読んでる人はすでにご承知の台詞の多さ。
必要な情報量なんだと思うし、減らせとは思ってはいない。
ただ、ちょっと読みにくすぎる。
まんがのふきだしは基本右から左に流れ、上から下へと下がりながら読む。
しかし、この右から左に流れる際に、
同じコマ内の左のふきだしより近くに下へ下がったふきだしが近くにあると、
ついそちらを先に読んでしまう。
すると、会話が噛み合っていないので、試しに左のふきだしを読んでみると、
どうやらこちらが続きらしい。
こういうことが、ままある。
少年サンデーの台詞に句読点が振ってあるのもなんとなく気になるが、
同じふきだし内に台詞が詰め込んであるのもつらい。
続いている文なのかと思いながら読み、なにかわかりにくくて、
読み返すこともままある。
多分他のまんがであれば、コマを分けるか、ふきだしを分けるかしているレベルの気がする。
同じコマ内で、複数のふきだしが細かくやりとりを繰り返す描写もある。
途中まではテンポよく読んでいても、オチ的な部分も同じコマで済まされてしまっていて、
なんとなく物足りない。
台詞の内容は場面が変わっているのに、それの絵がついてないと感じてしまう。
あれだけジャンプのまんがHow toを繰り広げているのだから、
狙いがあってことかもしれない。
台詞を詰め込むための承知の演出なのかもしれない。
でも、読みにくさを感じてどうしても気になってしまう。