http://www.asahi.com/national/update/0902/OSK200909020015.html DV相談窓口、生理用品に記載して…長男失った女性訴え
以前はごく普通の仲の良い家族だった。食卓には笑い声が響き、年に数回は旅行に行った。だが元夫は仕事などが原因で神経症になり、ささいなことで逆上するようになる。12年前から4年間、DVの被害を受け続けた。
そのまま素直に読めば、「仲の良い家族」であったはずの夫が「ささいなことで逆上するようにな」ったのは、「仕事など」のトラブル?や「神経症」が原因だろう。
「全部お前のせいやっ」。たまに殴られることもあったが、病気が原因で、自分が至らないのが悪いと思った。だが元夫の行動はエスカレートした。
「病気が原因」なのに「自分が至らないのが悪いと思っ」ても、問題が直接的にどうにかなるわけはない。病気なのは自分ではなく夫だからだ。夫の病気を何とかするのでなければ、「元夫の行動はエスカレート」するに決まっている。それはそうだろう、という話だ。
もちろん、病気だからといって夫の行動が何もかも免責されるとは思わない。が、エスカレートする前の、せめて「たまに殴られることもあった」ぐらいのときに状況を食い止め、また「仲の良い家族」へ戻る方法は存在しなかったのだろうか?
資料を読みあさった。DV被害者は、加害者にコントロールされて自分が悪いと信じ込み、事態を悪化させる。早く気づいていたら。自分のような人に、自分が受けているのはDVだと気づいてもらう方法はないか。
考えたのが、女性だけが手にする生理用品に相談窓口を掲載すること。「バッグやポケットにしのばせて、外へ出た短い時間で電話できる。毎月手にするものだから早い段階で気づくこともできる」。
まず踏まえるべき「資料」はDVの資料なのだろうか。まず「早い段階で気づく」べきはDVの被害なのだろうか。
DVの被害を受けるのは女だけというわけでもあるまいに、「女性だけが手にする生理用品に相談窓口を掲載する」というのは差別的な文言、差別的な救済ではないのか―というのはおくとしても、しかし、まず行くべき「相談窓口」は他にないのか。
それは根本的な解決なのかね。
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